星空つづり

星空・天体写真などの記録を綴るブログ

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2016.03.17 Thursday

Canon EF-M 22mm F2.0 STM

以前現場に置き忘れてしまったEOS-M。先日キタムラさんでボディ10Kほどであったので即入手。
置き忘れEOS-Mの遺品レンズ EF-M 22mm F2.0 を取り付け久しぶりに使ってみたが、デカい一眼レフよりフットワークいいのは助かる。



F2.0開放で思いっきりボケ効かせてそのあたりを撮りまくり。
まずは、先日いただいたお花さま。

この画像ではわかりにくいが、ISO-1250(AUTO)だと若干ノイズが気になるな〜。特にぼけてるところなんか。

次は別の日に海岸で撮ったもの。まぁこんなもんかな。


2016.01.08 Friday

夜露対策 レンズヒーターの製作

昨年、小型双眼鏡やレンズ一本、コンデジ、フィルター類などカメラの細々した用具を入れたケースを、撮影現場に忘れて戻ったとき(二週間後)には当たり前のようになく、不自由したのだが、とりあえず、夜露対策のレンズヒーターを確保しないといけないシーズンとなった。

一緒に無くしたヨコタさんヒーターもよかったんだけど、今回は自分で作ってみた。
まずは、ホームセンターで250円程度の100V-600Wのニクロム線を購入。熱実験だ。



実際の使用電源の想定と同じモバイルバッテリーと同じ5Vを流し、クリップのはさみ位置を動かしながら、ほんのりいい感じに暖かくなるかどうかやってみる。



ニクロム線100V-600Wということは切らない状態での計算値抵抗17Ω程度。
消費電力のことを考えて、できるだけ短くカットして、適当な熱量を出せる電流を流したい・・ということで。

レンズに巻くきやすい長さとして、元々の6分の1程度(伸ばすと約1m)を使うことに。これで抵抗値3Ω程度だ。
テスターで実測してもほぼ同じだった。
電流抑制のための10Ω抵抗を一本入れて、電流をおよそ300mAとし、再び5Vを流して熱テスト・・よさそうだ。
これなら、小さなモバイルバッテリーでも数時間、しっかりしたやつなら一晩いけるぞ。



巻き付けも面倒なので、今回はレンズフードにビルトイン! このレンズ専用品だわ(笑



格好良く?コネクタ接続加工をし、さらにUSBコードも作って出来上がり。



最後は冷凍庫に突っこんでテスト。



キンキンに冷やして、たまに息を吹きかけて曇らしてみては、また冷凍庫へ。
大丈夫だ。

これならナンボでも作れるわ。
 

2015.04.01 Wednesday

タカハシ赤道儀EM200のケーブル作り

ガイド鏡とカメラ以外、ぜんぶ借り物機材一式。
em200 temmma2
とはいえ、撮像するには、ケーブル類をアレコレしないといけないということで、できるだけお金をかけずに揃えたい。
タカハシのケーブル類は目玉が飛び出るほどエクスペンシブなんで、やっぱここは自作なん。
作るのは、PC接続ケーブルとオートガイドケーブルの二本。


市内のパーツ屋に行って物色。
ちょうど、EM200最高速駆動に使える2Aちょいの24VのACアダプターが3千円しないものであったのでお買い上げ。
ケーブルパーツは・・
PC接続用として、4芯ケーブル3m、D-sub 9pinメスコネクタ、mini DIN 4pin オスコネクタ
ガイド用として、両端RJ-11コネクタ6極6芯インターフォンケーブル、mini DIN 6pin オスコネクタ
を購入。


ネットでピンアサインの情報を集めて、再整理。

EM200ピンアサイン
まずはPC接続ケーブルから作成。
買ってきたケーブルの両端導通確認して線の対応をチェック。片端にパソコンのRS-232Cポートに接続するD-Sub 9pinを、もう片端にEM-200 Temmma2 RS-232C に接続するmini DIN 4pinを取り付け。


ほれ、できた。

次に、オードガイド用ケーブルの作成。
ガイドカメラ側はRJ-11のST-4互換端子なので、インターフォンケーブルの片端はそのまま使用。
もう片端を切り落とし、結線導通対応確認後、ピンアサインどおりに mini DIN 6pinを取り付け。
ほれ、これもできた。

んで、パソコンやらガイドカメラやら赤道儀に取り付けて室内で動作確認。
いつも使っている星図ソフトThe SKY6でEM200赤道儀を指定し、ポート通信速度19600にて通信。
同期やら導入やら...ちゃんと動くやん。

ガイドは、PHG-Guidingから、マニュアルガイドを選択し、東西南北のボタンでガイド補正信号を出させて、星図上でRA/DECが正しい方向に動くかどうか確認...ちゃんと動くやん。

というわけでケーブル類2本を純正で揃えると2万円以上かかるところを、3000円以内で済ませることができた。

2014.02.25 Tuesday

カメラ三脚 MeFOTO A1340Q1

EOS-M用にカメラ三脚を新調した。
ほかの一眼にも使えれば幸いと、比較的小さく収納できてしっかり重量載せられるものが欲しかった。
デザインや積載重量(8kg)が気に入ってMeFOTO A1340Q1 (購入価格17K程度)にした。
BENROというところらしいが、聞いたこともない。一体何処の国?
デザインや機能はどことなくヨーロッパチックなんだが...あっ中国か。事前に知っていたら買わなかったんだけど、本体や外箱には一切書いていなくて「made by BENRO」とだけ。
最近の中国製はメイトインチャイナとハッキリ見えるところに書かないものが多いぞ。



ま、気を取り直してレビュー。
旅行用とかカメラ女子を意識して作られただけあって、バックがちょっといい。
緩衝材もしっかり入っているしオレンジのラインがいいじゃないか。VelbonやSLIKの捨てたくなるようなバックに比べればだいぶいい。

それから三脚は、収納時に脚が180°回転してコンパクトになるのはイケてる。
今回は自分のEOS-Mに合わせてシルバーを買ったのだがカラーもいろいろあるようで、ワインレッドのような赤とか、スカイブルーのような青とか、どれにしようかと悩むほどどれもよい色合いだった。



実際に立ててみるとこんな感じ。
脚の開閉角度は2段階で調節可能、脚の長さは4段式となってて、最高1590mmの高さとなる。三脚&雲台の自重は1.7キロ弱だ。
雲台はクイックリリースプレートの付いた自由雲台となっている。
つまみがたくさんあって、雲台のテンションが2方向から調節できる。
雲台と三脚は、大型三脚によく見かけるカメラネジ(大ネジ)での接合となっている。



クイックリリースプレートは小型だが、アリガタアリミゾ方式で、ガッチリホールドできる感じ。



EOS-Mの場合、プレートを寄せて取り付けすれば電池&メモリーカードボックスの蓋が、プレート付けたまま開閉できるのは嬉しいかも。

センターポールの最下部には格納式ウェイトフックが付いている。
またおもしろいのは、センターポールを逆付けできて、マクロ撮影など地面に近い位置での撮影にも使える。
さらに、脚の一本とセンターポールを使って一脚にも変身できるようだ。

さて、8キロも載るのか?
そりゃ真っ直ぐ載せると載るだろう。それでは当たり前なので、とりあえずポータブル赤道儀と望遠レンズ+エクステンダー+カメラ一式、ある限りの総重量4.7キロを載せてみた。



正直なところ、ポータブル赤道儀を極軸位置に持ってくると4.7キロでも相当きつい。
テンションを力の限りいっぱいにかけて雲台を固定すればなんとかという感じで、ちょっと気を抜けばじんわり傾いてくる感じだ。
これだけ雲台軸にモーメントのかかる載せ方しているからしょうがないとは思うが、8キロは言い過ぎじゃないだろうか。

実験のためにてんこ盛り積載をやってはみたが、ポータブル赤道儀なしで通常の載せ方なら大型の一眼レフクラスでも全然余裕なのは確かなようだ。

今日は娘への誕生日プレゼントとして一眼レフを買ってやった。
大学の授業や遊びで必要とのことで、時折7Dや5Dmk3を貸して使わせていたのだが、借り物だとどうも気を遣うようで、ならローエンドでも一眼を買ってやろうと思った。



狙いはX5だったのだが、行った店ではあいにく在庫切れ、もがいていたところ下位モデルのX50ならありますとのことなので、さらにもがいて、コン限り値切り倒しレンズキットが3万未満。悪かったので50mm/f1.8のレンズとその他モロモロをセットでお買い上げ。
まぁこれでしっかり撮りまくってもらることでしょう。

さて、今日は国際宇宙ステーションが結構真上を通過した。
夕方、近所の史跡公園でお出迎えをしてきた。



Canon EOS 5D mk3 / SIGMA 8mm FISHEYE / f4.0 / ISO-1600
10sec x 18枚 をSiriuscompにて比較明合成


2014.02.07 Friday

CD-1プチ改良

ポータブル赤道儀CD-1、結構長く使っているが、未だに極軸合わせがスムースに行かず腹が立つことが多い。
本体に取り付けられている細いパイプに北極星を入れるなんぞ、いくら微動のある三脚に載せても、そもそもうまく覗けないし、当然導入となると一苦労する。
 
割と正確な設置はパイプを通してレーザーを飛ばす方法だが、迷惑になりはしないかと実際はさほどレーザー設置は行わない。
先日はこのパイプの覗き口に蓄光シールを貼ったりもしてみたが、顔面を三脚に当てながら細い覗き口を見るのは相当に不便だ。
ということで、今回は大きな覗き穴と小さな覗き穴のあるアングルを取り付けてみた。
大きい穴で北極星を大まかに導入、小さい穴で精度良く。そんな使い方を想像している。
軸も明るいうちにパイプの示す目標物と合致するようアングルを慎重に位置調整しながら取り付け。



それでも夜間は穴自体がよく見えないだろうから、センタリングマークを蓄光テープで作って貼付。
これでしばらく使ってみようと思う。
目標は10秒設置!


2014.01.28 Tuesday

EOS M 用に赤外線式リモコンレリーズ改造型バルブコントローラ製作

新型M2が出て、先日値落ち底値っぽい型落ちとなったCanon EOS M を手に入れ、星撮り用にも快適に使えるようにするため工作を始めた。

Mの問題点はバルブ撮影。一般的に星撮りでよく使うインターバルタイマーリモコン(有線レリーズ)が接続できない点だ。
とはいえ、IR(赤外線)リモコンレリーズ、例えばRC6(2500円程度)や互換モノの500円くらいであるものから、リモート撮影は可能だ。これらのリモコンレリーズは、あくまで手動でシャッターを切るためのモノで、バルブにも対応しているが、時間の制御が出来るモノが製品としては売っていない。

ないものは作れ!
ということで、赤外線式のRC6リモコンを一部流用して作ることにした。

まず最初に考えたのは、RC6と手元にあったTC-80N3タイマーリモートコントローラの組み合わせ。
以前作成した有線式バルブコントローラの際に分かっていたことだが、TC-80N3の場合、バルブ時のシャッター信号は常にONの状態で、OFFになるとシャッターを閉じるという仕組み。赤外線でのバルブ時は、カメラの仕様でON&OFFでシャッターを開き、もう一度ON&OFFすることでシャッターを閉じる動きとなるため、TC-80N3をそのまま制御装置として使うことはできない。
そんなことで制御部分はどのみち一から作るしかないようだった。


星景写真や星夜など星撮りで個人的によく使う露出時間のパターンはさほど多くないことから、今回は液晶画面の搭載はやめ、ディップスイッチのように複数のスイッチのフラグパターンで露出時間を決めるやり方でいこうと考えた。液晶表示装置をやめることで圧倒的な省電力化ができそうだ。

露出時間のパターンは、比較明合成用でよく使う6秒、12秒、あとは星夜撮りで使う30秒、60秒、120秒、180秒、300秒、の以上8パターンとした。これだけなら3ビット、つまり3つのスイッチがあればパターンを確定できる。

インターバルは二種類固定で、比較明合成用の短い露出では1秒以下、あとは数秒を設けることにした。

制御はPICマイコン、今回は家にいくつか買い置きしているPIC12F629を使う。アセンブラでザッとコード書きして実テストで確認・調整するパターンだ。

まずは回路設計と部品の確認



今回の要は、RC6がきちんとコントロールできるかという点だが、今回の製作の仕組みはいたって簡単。RC6のシャッターボタンを常にONにしている状態で、ボタン電池と同じ3V電源を外部から供給しON/OFFさせてやるというもの。

ということで、RC6の分解と簡単なON/OFFテストを回路組の前に実施。



ボタン電池を抜いて、カッターで表面のシールを剥ぐ。



すると基板が見える。



さらにこの基板を横から丁寧に浮かせてはぎ取る。浮かせるためにカッターを深く入れると回路を傷つけるので慎重に。



無事分解。



基板のシールが貼ってあった側は、導電性のフィルムが基板にくっつくことでシャッターが切れる仕組みになってるようなので・・基板上の「おなかの小腸」のようなところを適当なものでショート状態にしてやるだけで常にスイッチが入っている状態を作れる。



セロテープで鉛線を貼っただけ・・そのままでも良さそうだが、テスト組みが終わったら最終的にはハンダで塗りつぶすことに。



次にボタン電池の+/-に適当なスイッチ経由で乾電池(3V)電源を接続。
カメラに向けて短時間電源ONするとちゃんとシャッターが切れることを確認。
※カメラはIR受信できるモードにしておかないと反応しません

次は、PICへのプログラム投入。



アセンブラで書いた制御プログラムをPICライターで書き込んだら次は回路組み。



仕組み的な説明をすると、冒頭に書いた3つのスイッチと露出スタート&ストップスイッチ(スイッチ類はテスト回路上ジャンパーで代用)がPICへの入力。逆にPICからの出力は、露出時点灯のLEDランプとRC6を制御するためのシャッター信号としている。
RC6に合わせてこの回路自体も3V駆動させているが、PICのポート出力電流を直接RC6に送っても動作が不安定になるので、PICからシャッター出力信号が出る先にトランジスタのスイッチング回路をかますことで、コントローラ電池から電力を直接RC6に送るようにしている。

部品点数的にはとても簡易だ。

この状態で制御確認しながら、PICプログラムの修正やチューニングを行ってとりあえずテスト回路ベースでは完成となった。

あとは、これらの部品の基板付けののち、スイッチ類とともにケース収納となるのだが・・
完成品がコレ。ハッキリ言ってデカイし外観悪すぎ!
中身はスカスカなのに、ケチって台所にあったタッパケースを使ったためだ(笑)
機能そのものにはある程度こだわるが、自分しか使わないものだと思うと外観には仕上げに力が入らないがモロに性格が出ている。



使う時は、赤外線なので離れていても使えるが、暗闇で変な場所にも置けないので、カメラのアクセサリーシュー付けの雲台に取り付けして使う予定。そのため写真では見えないがバルブコントローラの底面にカメラネジの受けを設けている。



5Dは有線リモコンでやるので使うことはないが、一応ちゃんと動作。
RC-6の赤外線リモコン自体はほとんどのキヤノン一眼対応なのでそのまま使えるって寸法。

ところで、コレを作って完成させた日に、小豆島の星仲間のんかさんからメールを頂いて、バルブ制御やインターバル撮影ができるEOS-Mで使えそうなファームアドオン(Tragiclantern)があると教えてもらった。のんかさんが新品EOS-Mにそれをぶち込んだところ、そのあたりの機能は使えるとのこと・・・強者過ぎる。
ということで、そんなもんあるなら作らなくてよかったじゃん。というところがオチだろうか(笑)
ただ、のんかさんのブログで紹介されている参考サイトにもあるような障害事象、現状二分の一ほどの確率でIS付きレンズでシャッターが切れないというのは普段撮りにも使う私としてはちょっと二の足を踏むところ。
とはいえ、このあたりの対応ができればぜひ使ってみたいファームアドオンなだけに、機会を見て試用&検証したいところだ。

とりあえず今回のバルブコントローラ、せっかく作ってやったのでしばらくは使ってやるとしよう。

最後に全く別話題。
先日注文していたEOS M用のバッテリーグリップが届いた。
とにかくEOS Mの内蔵電池で星撮りなんか長くはできないことから買ってみた。



これが取り付けてみるとなかなかいい。
バッテリーが長持ちするのもありがたいが、取っかかりの少ないボディーを片手で持っていると落としそうで怖いし、ブレやすいし、いつもとはいかないが場合によってはこのフォーメーションもいいかも。
グリップ底面にはカメラネジも切ってあるのでそのままカメラ三脚に載せられる。



EOS Mでバッテリーが気になるならお勧めの一品だ。

2014.01.25 Saturday

EOS M

今さらながら、型落ちで安くなったのでミラーレス一眼Canon EOS M を手に入れた


いろいろ酷評されているところもあるようだが、レンズ資産をそのまま使いたかったのでという軽いノリだ。
別売すると1万以上するEFレンズアダプターが標準で付いてくるという理由でダブルズームレンズキットにした。
ボディーだけ買うより数千円しか違わないのに、アダプターやレンズ二本、ストロボなんかが付いてくるんだから他の選択は自分にはないだろう。

今さらのマシンなので、しっかりレビューする気にはなれないが、レンズと撮像で簡単に。

まずは、EF-MパンケーキレンズSTM。22mm 解放f/2.0 の単焦点だ。フルサイズ換算で35mm程度ということで標準画角。
f/2.0と明るめのレンズなので、軽い星撮り遊びには使えるのかも。

絞り解放で星を撮ってみたやつがこれ。ソフトフィルターを入れて撮る分には全然不満はないが、絞り解放だと周辺星像がけっこう伸びているようだ。ちなみにソフトフィルターはいつものようにゼラチンフィルターを切ってボディー仕込み。
 
f/2.0 ISO-800 30秒露出 LeeSoft_no.1

ちなみにこちらはISO-6400で同露出したピクセル等倍(クリックで)のJPEG無処理画像。ノイズ感は同じAPS-Cセンサーで所有している7Dとさほど変わらない感じだろうか。こんなもんだろう。

画角比較用のショット。22mmパンケーキレンズの画角。
次はEF-Mダブルズームのもう一本ズームレンズ。
18mm(解放f3.5)-55mm(解放f5.6)で、こっちはイメージスタビライザー付。


ワイド側は18mmなので、パンケーキレンズより少し広角。
テレ側は55mmということで、フルサイズ換算でおおよそ90mm。


次は付属のEFマウントアダプター。これを付けるとEFレンズが使える。



実際に持っていた望遠ズーム(70-200mm 2.8L)を付けてみると・・


ここまでしてせっかくの小さなボディのEOS Mを使うことはあまりないだろうが、これはこれで遊べそうだ。
撮像してみると

テレ側(200mm)画角で



ワイド側70mmで夕景をオートで撮影してみたが測光も普通にやってくれる。
露出補正はダイヤルではなくタッチパネルなので、即応性という点では普通のデジタル一眼より操作性は悪いが、これはしょうがない。
この望遠ズームに、エクステンダーをさらに入れてテレ側(400mm)で撮影。画角はこんな感じ。



この400mm構成でスタビライザーを入れると、明るい月なら手持ちで撮れる。
実際に撮ってみたらこんな感じ。※40%ほどにトリミング

最後に、SIGMA 8mm Fisheyeを装着して星撮り。フィルターは入れていない。
フルサイズだと完全な円形になるが、APS-CのEOS Mだとこんな感じ。

レンズ、撮像の簡単レポートは以上。
あと、何点か。

タッチパネル操作が、不慣れなせいもなって、ちょっとまごつく。
5Dや7Dなどファインダー覗きだと気にならないが、液晶相手のみは老眼気味の目にはちょっと・・
同じ設定目的でも画面の入り方、切り替え方が何種類か合るようで慣れに時間がかかりそう。
再生画面での拡大・縮小・移動などがスマホみたいに指先のピンチで行えるのはちょっと快適。
バッテリー消費、酷評されている点の一つだが想像以上に早い気がする。最初設定画面をあれこれ見たりで液晶点灯している時間が長かったり、大型レンズをスタビライザー付きで結構長い時間使ったせいもあるかもしれないが、どっちにしてもカタログ値どおりの200枚程度としても長時間遊ぶ星撮りでは不足気味な感じだ。

SONY NEXとEOS-M用につい最近安い大容量バッテリグリップ(底面カメラネジ付)が出ていたので、早速注文した。
http://www.thanko.jp/product/4971.html

2013.12.30 Monday

塩ビパイプ望遠鏡

OAC年末フリマで手に入れた色消しレンズを使って塩ビパイプ望遠鏡を作ってみた。

塩ビ望遠鏡
色消しレンズは調べてみると焦点距離が大体480mm、レンズ径が42mmだった。
早速ホームセンターに行き、レンズを受ける適当な継ぎパイプ、フード代わりになるパイプ、本体となるパイプを買ってきた。
本体のパイプは、接眼レンズの押し引きでピント調節できるよう少し遊びが出来る程度の長さでカット。
接眼部は、余っていた31.7mm用の拡大撮影アダプターの一部を使用した。これがいいことに本体パイプの外径に少しきつめでピタリと一致したため適当に押し込んで差し込むだけの簡単取り付けだった。
これらのパイプ接合には一切接着剤など使っておらず、かといって簡単に抜けてしまうほどでもない。工作的にはラッキーだった。

レンズはセルなしだったので、厚紙をレンズ周りに何周か巻き込んでレンズ受け用の異径型継ぎ手パイプに押し込んで取り付けた。

最後にどっかのパクリ的なステッカーを作って装飾。
本体パイプの内径が30mmのためちょい絞りとなるのがちょっと惜しいが・・名付けてFSA-30



銀色の金具はパイプを平面に固定するための専用金具。あとはこれを何かの板に打ち付けて余り物のアリガタでもつければ完成。

アイピースが26mmということで倍率が18倍程度。早速木星を観てみたところ、光軸も問題なく、小さいながらも完全円形。ガリレオ衛星もしっかり確認できた。ついでに観たM42オリオン大星雲もOK。口径的にはファインダー並みだが、倍率がそこそこあるので月や明るい散開星団くらいなら楽しめるだろうか。ま、実用性はないが暇つぶしということで。

最後は昨夜25センチドブで撮影したアステリズム「−3」

アステリズム3

星が目立つようにソフトフィルターを入れて一眼レフで直焦点撮影(露出8秒 ISO-800)

2013.12.13 Friday

月面投影板の製作

観望会などをやってると、望遠鏡を覗くのが苦手な子どもが多いことに気がつく。
で、せめて月くらいはできるだけ生っぽい感じで直接見ている雰囲気で観望させてあげたいと常々思っていた。
最近ようやく入手しやすい値段になってきたガラスに貼り付けて使うタイプのプロジェクター用背面投影フィルムが使えないかと考え、早速取り扱い販売店さんからA4サイズのサンプルを送ってもらった。

透明のものだと向こう側にある光源が透けて見えてしまうらしく今回光源透過のないグレータイプを取り寄せた。それでもフィルムの可視光透過率が80%以上、視野角は120°という広角とのことだが、気になっていたのはその解像感。

とりあえずプロジェクター投影してみて解像感と輝度をチェック。一般の映像投影に関しての解像感は申し分ないようだ。



で、今度は25センチドブソニアン鏡筒から出る月をとりあえず投影してみた。低倍率での月は大口径ドブでは目も眩むほど明るいわけだが、投影するには逆にもってこいだ。
アイピース越しでも結構明るい月面像が投影できるようでクレーターなんかもバッチリ認識できるほど。変な粒状感が出やしないかと気にしていた解像感も全く問題ない。その繊細な像に驚いたほどだ。
これなら小さな子どもでも少しは楽しんで観てくれるだろうか。

▼背面投影フィルムへの月面投影テストの様子

問題は取り付け方法だったが、太陽投影板のようにカチっとしたものでは、観望会の時など機動性に欠けると考え、フィルムは硬質クリアーケースに入れ、そいつをフレキシブルクリップみたいなもので接眼部から伸ばしてしまう方法をとることにした。

太い接眼部をガッチリ挟めるほどの大きな両端クリップだが、たまたま近所のカー用品ショップにあったスマートフォンアームが最もよさそうだったので採用。
フィルムもサンプルのA4までは不要なので半分のA5にカットして、A5硬質クリアーケースに入れて完成。

▼投影板を取り付けした状態
月面投影板

ちょうど翌日観望会のお手伝いがあったので披露したところ、珍しいこともあってか多くの人に喜んでもらえたようだ。
投影板の月を見せながら指さし説明もできるのでなかなか便利でもあった。

明るい天体ならと思い現場で金星も投影してみたがちゃんと形も分かる。
また、スマホのカメラなどで容易に撮影できるもの意外な利点だ。
この日、実際にiPhoneで投影板に写っている金星を撮影してみた(下画像)が、アイピースに直づけしてコリメート撮影するより遥かに簡単だ。
これなら観望会のお客さんにもお土産代わりに気楽に遊んでもらえそうだ。

▼月面投影板に写し出した金星をiPhoneで撮影

最後に評価テスト・作成に使用した背面投影フィルムだが、リアプロサイバー(グレータイプ)というもの。評価目的もあったので今回は幸い無料サンプル品で対応できたが、販売品としては元々がプロジェクター投影用のためA4など小サイズで予めカットされた状態では手に入りにくいかも。

2013.06.04 Tuesday

タイマーリモートコントローラ完成ぃ〜

EOS用のタイマーリモートコントローラがようやく完成した。
ブレッドボードで使いやすさやテストを繰り返していたので完成品の動作は問題ないが、慣れないケース加工には苦労した。

自作タイマーリモートコントローラ

おおよその機能は以前ブログでもやったが、指定秒数の露出を連続で行うというだけのもの。
撮影フレーム間のインターバルはカメラ側のシャッターが漏れなく反応する最短(0.3秒ほど)に設定している。
LCDには上段左:現撮影フレームの露出秒数、上段右:露出設定時間(秒)、下段左:撮影済みフレーム数、下段右:総露出時間(分)を表示するようにしている。
タイマーの精度を上げるため、PICの内部クロックを使わず外部オシレーターからのクロック供給に変更している。



回路は至って簡単
実体配線図はこちら


<補足>
緑の線は皮膜配線を示している。
プルアップ抵抗を挟みこむように接続するスイッチは、
 ・PICのRB0(SW1)がスタート&ストップスイッチ(モーメンタリ型)
 ・RB1(SW2)/RB2(SW3)が露出設定秒数のUP/DOWNスイッチ(オルタネイト型)
UP/DOWNボタンは押しっぱなしでカウンタの動きが加速するようにPICには組んでいる
VR(103の半固定抵抗)はLCDのコントラスト調整用
PIC用のパスコンはICソケット背面に配置している
モバイルバッテリー5Vがそのまま使えるように電源ケーブルはUSBケーブルをぶち切って取り付ける
電源のリップルノイズ除去用に100μF/0.1μFのコンデンサを入れているがこれは念のため。
電源用スイッチは一応付けてはみたが実体配線図への記載は省略している。
シャッター系の配線は以前のブログ記事で書いているので詳細は省略。シャッター信号は+3Vを出力している。
ブザーは圧電ブザーで5Vで鳴るものならなんでもよい。ボタン操作時とシャッターON/OFF時に音が鳴る。
液晶文字表示器(LCD)は秋月電子で扱っていた白抜き文字&バックライト点灯タイプのACM0802C-NLW-BBH(500円)、8文字x2行表示ものを使っている。
なおこのLCDモジュールにはバックライトの明るさを決める100Ωの抵抗が標準で付いている(自分で取付)が、暗闇で使用するには明るすぎるので1kΩを取り付けている。
 ・PINヘッダ基板表面左側から順に見たLCDポートの接続対応は、DB7,DB6,DB5,DB4,DB3,DB2,DB1,DB0,E,RW,RS,Vo,Vdd,Vss
   

ご自分で同じ物を作りたい方はPICのHexファイルもどうぞ。
Hexファイルはこちら(PIC16F648Aを使ったこの回路専用)

動作中の動画っちゅうかイメージビデオ(^^;はこちら(MP4)・・ここは笑うところね

必要パーツ --------------------------------------------------------------
PIC16F648A x1
ICソケット 18PIN x1
セラロック 10MHz x1
抵抗 1kΩ x2 , 10kΩ x3 ※1kΩの一つはLCD減光用(本文参照)
積層セラミックコンデンサ 0.1μF x2
電解コンデンサ 100μF x1
トランジスタ 2SC1815または相当品 x1
5V圧電ブザー x1
半固定抵抗 103 x1
適当な基板
液晶キャラクター表示装置(LCD)ACM0802C-NLW-BBH x1
スイッチ モーメンタリタイプ x1
スイッチ オルタネイトタイプ x2
ピンヘッダ(LCD配線用)14PIN分
ケース x1
シャッター側ケーブル 片端がカメラと合うモノを(別記事参照
電源用ケーブル USBモバイルバッテリー(5V)仕様ならUSBケーブル
皮膜銅線少々
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